先日も「はりって痛くないの?」と問い掛けられました。
「蚊に刺される程度ですよ」と答えましたが、人の皮膚には痛点という箇所があってそこにはりが当たれば、誰でも多少なりとも痛みは感じます。
逆に全く痛みを感じなければ、無痛症という病気です。仮に骨折したとしても痛みを感じず気づかず危険です。これは大げさな話になってしまいますが。
痛い痛くないは、人それぞれです!大きく分ければ3つあります。一つ目は性格、二つ目は自律神経の状態、三つ目は体の部位とはりの太さ、はりを打つ深さに関係してきます。
一つ目の性格は痛さに大いに関係しています。例えば極端ですが、落ち着いていて大らかな人と落ち着きがなく神経質な人とでは、痛みの感じ方が違ってきます。
神経質な人の方が、痛みの度合いは大きいですね。ただし、落ち着いていて大らかな人でも、怖がりだったり臆病だったりする人は、痛みの度合いは大きいです。
二つ目は、自律神経の交感神経、副交感神経の優位さの違いでも痛みの度合いは違います。忙し過ぎていたり、疲れ過ぎていたり、多くのストレスにさらされていたりなど、交感神経が優位過ぎると心も体も興奮してきて、痛みに敏感になります。
良く眠れていますか?お通じはいいですか?食欲はありますか?血圧や動悸は高くないですか?確認してみてくださいね。
三つ目は、はりを打つ部位やはりの太さ、はりを打つ深さによっても痛い痛くないは関係しています。手や足などの末端の部位は痛みに敏感です。
はりにも太さ長さがあって、体の部位や症状に応じて使い分けています。ただし、深く打たなければならない場合は、浅く打つはりよりも痛みを感じやすいです。
というように痛い痛くないは、一概には言えません。ですが、できうる限りその人の性格体質を考慮して、痛くないようにはりを打つように心掛けています。
それでも痛い時には、はりを打ち直しますし、はりを抜きますから安心してくださいね。
痛みのある方、つらい方、体が思う様に動かない方々は、一緒に改善していきましょう!笑顔を取り戻しましょう❕
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