元日朝に鹿島神宮、南湖神宮、関山の満願
寺に初詣に行った。前日からの寒気で雪が数
センチ程積もっていた。雪がある元日も趣が
あって素晴らしい!ただ、大晦日夜間からの
初詣は相当寒かっただろう。
鹿島神宮、南湖神宮での参拝を済ませると、
雪がちらつく曇り空が噓のように太陽が顔を
出してくれた。日の出は見れなかったが、や
っぱり年初めの太陽は祝福されているようで、
格別な気分になるものだ。
8時前に関山を登り始めた。既に団体の登
山者が下山してくる。雪が積もっているので、
長靴での登山だ。雨でも長靴を履いたことが
ないので、なんか登りにくい。ゴム長よりも
スノーブーツの方が暖かくて快適だったかも
などと思いながらも、それでも雪を踏む感触
が心地いい。
頂上手前に約360年程昔からある鐘がある。
その鐘の音が好きで、ごおおお~んという響
鳴を聴くと心が澄んでくる。震えている鐘に
触れてみるのもまた好い。振動が指先から伝
わってきて、脳天まで震えるような気になる。
その後で富士山が見える場所から富士山を探
してみた。
この時は残念ながら見ることができなかっ
た。満願寺で年初めの挨拶をしてから頂上に
立つ。風がごうごうと音を立てて渦巻く。既
に登山者がいて、暖かい飲み物を美味しそう
に飲んでいた(最高の贅沢かも!)。
帰り際再び鐘を撞き山を下り始めた。鐘の
下にある樹木にムササビが住んでいると言わ
れていたが、まだ見たことがなかった。その
ムササビを年の初めに見ることができたのだ。
昨夜はよっぽど寒かったのだろう。穴から顔
を出して陽を浴びている。
元旦から珍しいものを見られて、見ている
人たちから歓声が上がる。みんな満面の笑み
を浮かべとってもハッピーだ!今年も素晴ら
しい一年になりそうな予感がした。
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