いつも読んでいただきありがとうございます。
11月29日第2回芭蕉白河の関俳句賞に妻と
参加してきた。8月31日までに締切った俳句
の表彰式と当日投句した俳句の披露・選評が
午後1時30分からコミネス小ホールで行われ
るためだ。
3~4日前の地方紙に当選者(一般、ジュ
ニアの部)が載っていて、選に漏れているこ
とは知っていた。俳句作りは最近やりだした
ことで、句会も初めての体験だったので、是
非参加したかった。当日も午前中に投句でき
るので、敗者復活もあるかと思って!
さて、表彰式・当日投句会だが、これが大
いに盛り上がった。受賞者の俳句についての
選評が分かり易かったし、大いに参考になっ
た。目の付け所、句の味わい、作り手の心情
などなどが、とっても興味深いものがあった!
一般の部で受賞された方々は、年配の方が
多く俳句を熟知しているように思われた。ジ
ュニアの部(中学生以下)の句は、感受性の
初々しさが感じられた。どれも素晴らしい句
だった。
表彰式の後、当日投句した俳句の選評が行
われた。一般、ジュニア関係なく「白河の秋
、白河の冬」をテーマにした俳句ならオッケ
ー。当日100人程参加していたが、ほぼ全員
が投句したと思われる。待ってました!この
日のために用意してきた俳句は、次の通りだ
(実は、前夜ギリギリでできたのだが・・)。
君への思い 紅葉挾みし手紙
茶を点てて 愛でし紅葉に 和む我
那須降ろし 散りゆく枯葉 我の髪
(こっちの方が良かったかも)
君への手紙 燃ゆる紅葉挟みて(詩的だね)
那須颪 散りゆく枯葉 我が心
気合充分にこんな句を投句してみたが・・
、ハハハ~( ^ω^)どの句もスルーされ
てしまった。
そんな沈むおいらとは逆に、意気揚々とし
ている妻がいた。なんと~入選をぶっ飛ばし
て、秀逸3名の中に選ばれてしまったのだ!
しかも、当日に出てきた句だって言うんじゃ
ないの。どういうこと~?
我が心 初霜のフロントガラス
皆さん、いかようにも解釈してみてくださ
い。選者によれば、初霜で凍ったフロントガ
ラスを見た時の作者の詩情が、よく感じられ
る、とか言ってたが。
これって、凍てついた心で前が全く見えな
くなってしまった私って事なの?それとも、
心身ともに固まってきて、視野も狭くなって
きているなあという年齢的な寂しさみたいな
ものを表しているのだろうか?なんか、深く
踏み込みないおいらでした(踏み込めよ~、
そこんとこ大事だろう)。
と思っていたら、作者曰く「心もフロント
ガラスも凍っていても、暖めれば溶けるでし
ょう。」と言う事でした。俳句とは不可思議
なり。感じ方がいかようにも取れることだ!
17文字という短さの中に、読み手が色々と
感じられることが、面白さなのかもしれない。
当日投句した人達にはたくさんの賞と景品
が、これでもかというくらいに出た。参加し
た人達は、みんな楽しかったと思う!何の賞
にも該当しなかったおいらにも、楽しめたで
賞が届けられた気がする(笑)。
最後に、第2回「芭蕉白河の関俳句賞」の
応募結果は、
(1)応募総数4134句(2362名)。
一般の部834句(298名)、一般の部(海
外特別賞)157句(56名)、ジュニアの
部3143句(2008名)。
(2)地域別では海外2、都道府県23。
(3)受賞者数
一般の部 大賞2名、特撰4名、秀逸6名、
入選100名、特別賞2名。
一般の部(海外特別賞)大賞2名、特撰
2名、秀逸2名、入選20名。
ジュニアの部 大賞1名、特撰2名、秀逸
3名、奨励50名。
まあ、よくもこんなに海外、全国から集ま
ったものだ!これには、実行委員会の人達の
尽力は如何ほどだっただろう、と率直に思う
(恐れ入りました)!!お疲れ様でした。楽
しいイベントをありがとうございました。
素晴らしい趣味がまた一つ増えた気がする
。来年がまた楽しみだ。今よりももっと味わ
い深い俳句を作ってみたくなってきた。日常
の何気ない生活の中に題材がたくさんある。
そんな一場面、思いを切り取ってみたいなあ。
素直に腕前もあげたい!
追伸、このブログを読んで頂いた皆様へ。
是非是非、来年句会に参加してみて!俳句の
出来は関係無いし、楽しいから。お会いでき
ることを楽しみにしております。
レッツ トライ !(やってみよう)
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