いつも読んでいただきありがとうございます。
周りの樹々が色を変えて、はらはらと落ち
てくる葉を踏みながら歩くこの頃。秋の深ま
りが感じられる。秋と言えば、食、運動、芸
術などが思い浮かぶと思う。
11月の1日から3日まで「白河まちなか音楽
3Days」が開催された。白河文化交流館コミ
ネスと街中の5ヶ所(茶房瑠、蔵屋敷、常宣
寺、ハリストス正教会、旧脇本陣柳屋旅館蔵
座敷)で生演奏を聴けるというイベント。し
かも街中では入場無料で、素晴らしいプロの
演奏が聴けたの!
もしかしたら、毎年仙台で開催されている
定禅寺ジャズフェスティバル以上かもしれな
い(プロの演奏家達に会える確率は、極めて
低くて、逢えたら超ラッキーみたいなもの)。
それなのに、こんなちっちゃな街(人口約
6万人程)で尚且つ歴史的建造物で、素晴ら
しい演奏家の演奏をすぐ目の前で聴けるなん
て、夢のようなものでしょ~(うん、信じら
れない)!
1日目は演奏会が7公演(弦楽、邦楽、ジャ
ズ)あって、そのうちの4公演を聴くことが
できた。ハナミズキ室内合奏団(ヴァイオリ
ニスト小川有紀子とゆかいな仲間たち)が色
んな組み合わせになり、街中に出て趣向を凝
らした演奏を披露してくれた。
常宣寺ではヴァイオリとコントラバスとの
組み合わせ(驚き~)で、蔵屋敷ではヴァイ
オリとヴィオラとの組み合わせで素晴らしい
演奏を楽しませてくれた。さらに、奏者の話
によれば、チェロの音域をコントラバスで演
奏したり、カルテットでの演奏をヴァイオリ
とヴィオラのみで演奏したりしていたとのこ
と。
実は難しいことをさりげなくやってくれて
いたんだなあということを知り、さらに感動
してしまった。聴きに来れて本当によかった
~。やっぱり生演奏って、ワクワク感が凄い
よねぇ~!
この日は夜からジャズ(名雪祥代クインテ
ット)も聴くことができた。名雪さんのコミ
ネスでの演奏を聴くのは、3回目かもしれな
い。去年の夏にサンバのリズムで夕涼みとい
うライヴを聴いて、凄く楽しかったのを今も
鮮明に覚えている。そのノリで定禅寺ジャズ
フェスティバルでの演奏も聴いてしまった程!
今回は今までにないヴォーカルを交えての
演奏会だった。これがまた良かった!何処か
で一度は聞いたことがあるかもしれない名曲
(シナトラ、サッチモなど)をヴァリトンの
響く澄んだ声が、胸にズシンと染み渡るよう
な心地よさで届けてくれた。勿論、演奏は素
晴らしかった!
この日は余韻に浸って、酔っぱらっちゃっ
た状態になってしまった。あと、二日間も素
晴らしい音楽を聴けると思うと、しあわせで
眠れない。そんなことを思いながら・・・、
すっかり眠ってしまったのだった。 つづく
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