いつも読んでいただきありがとうございます。
つい最近、俳句を始めた。きっかけは白河
市の第2回「芭蕉白河の関俳句賞」に応募した
こと。
チラシを見て、ホームページも閲覧した。
「俳句を通してみなさんと交流し、コロナで
疲弊した日常生活に潤いと元気を取り戻しま
しょう」と呼びかけていた(主催者、やるね
~、いいねえ~!)。
花火大会、市民音楽祭等々色々なイベント
も毎年行ってくれてはいるのだが、コロナ禍
ではそれもままならないのが現状。そういう
時にこそ、こうした企画は大変嬉しいものだ。
(なかなかやるなあ~、その心意気に一丁
乗ってみっか~)という軽いノリで始めてみ
たのだが( ^ω^)・・・。
俳句に関しては、テーマがあって、一般の
部(高校生以上)「源義経・源義家伝説」に
ついての句を作らないといけない。伝説に関
しては市のホームページに出ていたが、知ら
ない事の方が多かった(白河市民なのに~)。
いざ俳句を作ってみようとすると、この制
約(お題)が結構足枷になった。どういうふ
うに関連付けて詠んだらいいのかが、さっぱ
り思い浮かばない。そこで、実際に伝説のあ
る史跡に足を運んでみることにした。
多数の伝説、史跡がある中で、うたた寝の
森と関山を訪れてみた。 鹿島にある転寝
(うたたね)の森。源義家(八幡太郎義家)
が、東夷征伐の途中にここでうたた寝をした
と言われている。また、関辺の関山に源義経、
弁慶が登頂して、満願寺で戦勝祈願をし、神
馬を奉納したと言われている。
実際に来てみると、感慨深いものがあり、
イメージが湧き上がってくるから不思議だ。
やっぱり、足を運んでみて良かった。自宅に
帰ってこんな句を作ってみた。
風薫る うたた寝太郎 はるかなり
驟雨来て 下馬の碑残し 霧と化す
関の山 武運願いし 蝉しぐれ
お粗末な句ではあるが、8月31日締切日ぎり
ぎりでどうにかこうにか投稿する事ができ、
ほっと胸をなでおろした。
流れ星 安堵の胸に 飛び込みし
振り返ってみると俳句を作ったのは、小学
校の授業以来で、季語や17文字というルール
以外には覚えていない。今俳句は密かなブー
ムらしい。その程度の知識しかない(日本人
としては、恥ずかしい思いがするなあ~)。
簡単に考えていたけれど、凄く難しかった。
17文字という短さの中に、風景描写あるいは
心象風景があったり、心情が盛り込まれてい
たり、時間的空間的広がりなどをも表現する
俳句の面白さや奥深さに、やられたって感じ
がする。
そんなことにちょっとだけも触れられた事
が、楽しく有意義な時間だった。今はもっと
俳句の世界を知りたいという募る思いがある
(ホントだろうか?)。
最後に、おっさん川柳で締めたい。
よし、つねに
サイダーシュワッと いってみよー
こっちの方が、あってるかも~
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