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先日特別養護老人ホームのお祭りに行ってきました。入所している方々とその家族の方々が沢山いらっしゃって、施設内ではイベントがあり、外では模擬店が出ていて、賑やかでした。
イベントではフラダンスの人達や日本舞踊の人達、太極拳の人達や大正琴の人達が踊りや音楽で皆さんを楽しませてくれていました。
友人の替わりとしてお母さんを訪問したのですが、お母さんが食い入るように出し物の人達を見ているのです。いつも眠そうなことが多いのですが。
「楽しい?」って尋ねると、わずかにうなずいたように見えました。話せない状態で、うまくコミュニケーションが取れないので、驚きました。
以前お母さんの写真を友人から見せてもらったことがあって、その中に踊りのサークルの写真があったのを思い出しました。はっぴやドレスを着て、仲間の人達と踊っていた表情がとっても良かったのを覚えているのですが、もしかしたら過去の自分の姿を思い出していたのかもしれません。あるいはお友達を探していたのかも。
この日お会いした入所している人達はみなさん、お母さんに限らずいい表情をしていたのが、印象的でした。イベントも良かったのですが、その司会をしていた施設の職員さんの盛り上げぶりや他の職員さん達の連携対応、気配りもさすがで感心しました。
とっても和やかな貴重なひと時を過ごし、家族の絆っていうものを感じた時間だったかなあ。切っても切れない何かがあるんだなあっていうことに気づけた気がします。時間は有限ですが、何とか作って会いにいってみてください。
きっと喜びますよ。
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