夕方、A君がやってきて突然「優勝しちゃいました。」、と照れながら言うので、「えっ、本当に?」。「イエーイ!」と思わずハイタッチしていました!!
高校生になってA君は、陸上競技を始めました。慣れないせいもあって体を痛めることが、少なからずありました。でもA君は一つひとつ改良と努力を重ね、自分で選んだこの競技を諦めませんでした。
A君が治療にきて「陸上は楽しい?」といつも聞くと、「楽しいです!」とすぐに返事が返ってきました。「覚えることもフォームに関しても、やることは山ほどあるし、記録も伸ばしたい。それに大会に出たいんです!」いつも前向きでした。
1年生の頃A君に「どうしてこの種目を選んだの?」と聞いてみたことがあります。すると、「どれにも向いてるとは思わないし、できるかどうかは分からないけど、この種目をやってみたいんです。」と自信無さそうに言ったことを今も覚えています。
早いものでA君も3年生になりました。5月23日~26日まで福島市で県大会が始まります。今、送れるエールは「やるべき事に集中し、ベストを尽くす!そして、試合を一瞬一瞬、大いに楽しんで欲しいなあ!!」ということだけです。2年間治療を通して、「本当に逞しくなったなあ」としみじみ思います。こんな素晴らしい経験と感動をありがとう!これからの益々の活躍を楽しみにしていますよ!!
さあ、試合だ!!!
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