先日、子ども時代の話になりました。
Cさんはおいらのお袋の実家近くの村(今は、市ですが)に住んでいる方なので、
何かと共通点があり、話が盛り上がりました。
当時おいらは町うちに住んでいて、週末お袋の実家に泊まりに行くのが、何よりの楽しみでした。
行くと近所の子供達が必ず「おー、ひろし来たのがー!遊んべ!!」と、遊びに加えてくれたのです。ちっちゃな子から年上までみんなで遊んでいたのです。これには驚きました!
昭和50年頃の話なのですが、おいらの近所や小学では、もうすでに学年ごとの仲間としか
遊ばなくなっていました。それなのにここではみんな一緒なのです。「どじょう取りに行くべー!」と
誰かが言うと、みんなで道具を持ち寄ります。そして、たんぼの脇の小川に三角の網を据え、
上手からじゃっきん棒と呼ばれるジャラジャラジャラジャラ音がする棒を突いて、
どじょうたちを追い込むのです。網を上げてみると、けっこうな魚たちがかかっているのです。
ふな、なまず、どじょう等がバケツの中に入れられ、思わずガッツポーズです!
小さい子もおっきい子も網を押さえていたり、あんちゃん達の後をついて
キャアキャアと走り回ったり、みんなそれぞれが楽しんでいるのです!おいらから見ると
なんか不思議で、とっても引き込まれる光景です。さらに驚いたのは、子ども達だけで、
この取ってきたばかりの魚たちをフライパンの油の中に放り込み素揚げにして、
みんなで食べ始めるのです。誰ひとり分け隔てせずに!しかもどじょうなどは
泥を吐かせたりせずにですよ!!なんともたくましくて、微笑ましいじゃないですか。
みんなが仲間なんですね。ここでしか味わえない、こんな刺激と体験がたまりませんでした。
どこか別の異次元の世界にいるような妙な心地を感じたものです。今でも忘れられないおもいです。みなさんも様々な懐かしい楽しいおもいでをお持ちでしょうが、たまには誰かと話してみるのもいいかもしれませんよ(笑顔)。うちでは、かみさんに聞いてもらい、楽しい時を過ごせました!
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