- 2013.06.29 Saturday
- 20:26
NHKスペシャル大海原の血糖を見ましたか?クジラ対シャチの命を賭けた攻防なのですが、
ここには人間が忘れてしまった大切な心を思い出させてくれました。物語はこうです。
クジラは赤道付近で子どもを産み春から夏にかけ、
北米アラスカ沖に浮かぶアリューシャン列島に向けて5000kmも北上してきます。
その間親クジラは一切食べ物をとらないのです。
ただただ子どもに母乳を与え守るのみです。その大切な子クジラを狙って、
海の最強ハンター・シャチの大軍団が押し寄せ、待ち構えているのです。
シャチは親子で集団を作り、チームプレーで子クジラを海底へ引きずり込もうとします。
親クジラは命賭けで子クジラを守ろうとしますが、半数の子クジラは命を失ってしまいます。
あるとき親と離ればなれになってしまった1頭の子クジラが、シャチの集団に襲われ今まさに
海底に沈められようとしたそのとき、違う種類のクジラの集団が現れシャチに挑みかかって
いったのです。シャチは堪らずに逃げ出しました。このクジラの助けるという行動は
子クジラのみばかりでなく、アザラシなどの弱い生き物に対しても行われるのです!
このクジラの行動を見て生物学者は、思いやりの心があるとしか言いようがない、と言っていました。
この思いやりの心こそ、いま最も人間に必要な心なのではないでしょうか?
弱い幼い人たちを守ることはもちろんのこと、みんなが助け合い・分かち合い・信じ合う
思いやりの心で生きられたなら、どんなに素晴らしい世界になることでしょう!
そんなことを考えてしまいました。そんな世界が一日も早く来ることを祈らずにはいられない今日
この頃です。
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